「あ、そういえば。最近…」
「…ちょっと待ってください原田さん。槍を貸していただけますか?てか貸せ。」
「もはや命令!」
そんなこんなで借りた槍を、天井に向かって投げると、ドスっていう音の後に、天井の板が一枚ズレて、人が落ちてきた。
「……いっつも、危ない言うとるやろうが!」
「スミマセン。なんかつい。」
「“つい”で済ませられるかい!ボケェ!」
屋根裏から降りてきた山崎は、どうやら、自分のいた所にピンポイントで槍を投げられて怒っているみたいだ。
「…で?」
「で、って何や…?」
「どうせ屋根裏で聞いていたんでしょう?みんなが何を隠しているか、知ってますか?」
と、言えば
さすが監察というべきか、山崎は表情を少しも動かさなかった。



