『―――で?』


「あはは…。瑠偉、怒らんといてーな。ワイかてびっくりしてんねん。」



苦笑いする山崎を、睨みつける瑠偉。


そして山崎の後ろには



「瑠偉さん。山崎を死なない程度に殺してください。」


ニッコリと黒い笑顔を見せる沖田――――いや、子供になった沖田だった。


前々の瑠偉と同じく、幼児化したらしい。


でもそれは山崎のせいだった。



「沖田さん!矛盾してるで!死なない程度に殺すて!」


「誰のせいでこうなったか私は知らないから教えてもらえます?」


「うっ…!!せやかて、ワイ、この言葉の意味が分からんかったんや…。」



そう言って山崎が見せたのは小さな小瓶。