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「何で…起きねぇんだよ!!」
「何で…」
「「「奈緒!起きろよ!!」」」
「「「「「「奈緒!!!!?????」」」」」」
パァ…
辺りが真っ白になった
「「これは…」」
前とおんなじだ…
「「「「「「野桜…」」」」」」
目の前には、野桜がいた
「奈緒は、あの力を…」
「あの力?」
野桜が口を開いた
「奈緒…無茶しすぎたよ…」
野桜の目は悲しみに溢れていた
「どういう事ですか?」
「奈緒に力がある事は、知ってるよね?
病気を治す力…
それは、どんな病気も治す…
けど……」
「「「「「「けど?」」」」」」
「けど、その力は、
代償が必要…
病気によって様々な代償がある
総司さん…貴方の病気は死病…
代償が大きすぎる…
本当は、命が代償になってもおかしくない…
でも、奈緒の力は、強大
そのおかげで助かった…
でも、深い眠りについた
起きる事のない眠りに…
それが、奈緒の代償」
奈緒は、起きない?
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