………………
｢奈緒さん…｣
｢はい？｣
どうしたんだろ？
｢奈緒さんは、大人しくしていて下さいね？｣
えっ？
えぇ!?
｢な…何でですか!?｣
｢倒れたばかりでしょう！｣
た…倒れたばっかりって!!
｢もう、結構たってますし、見ての通り元気ですよ!!｣
｢ダメです!!｣
ここは、譲れないよ！
｢行きます!!｣
｢奈緒さん!!｣
総司さんが、何と言おうと…
｢行きます!!近藤さんに、許可をもらってきます!!｣
私は、近藤さんの部屋に
行こうとしたが…
ﾊﾟｼｯ
「総司さん!!??」
手を捕まれて、総司さんの部屋に連れてこられた…
ﾄﾞｻｯ
｢ｷｬｯ!!｣
床に押さえ付けられた…
｢貴女を失いたくない…｣
｢総…司さ…ﾝｯ！｣
私…総司さんに…キス…
されてる？
｢ﾝｯ……ﾌｧ…そ…ぅじ…さん…ﾝｯ…ﾊｧﾊｧ｣
長いキスで頭がﾎﾞｰｯとする…
｢貴女が、好きだから…
貴女を失いたくないから…｣
私を好き?
｢本…当？」
｢本当です｣
気持ちが溢れだしそうだよ…
｢わ…たしも…総司さんが………っ好き///////｣
｢やったぁ!!
あっ!!でも、大人しくしていて下さい!!｣
ﾑｩ
｢い･や!!…私は、居場所をくれた、 総司さんや、近藤さん、みんな…新選組に 恩返しがしたいの!!
だから、新選組が大変な事になってたら、助けたいの!
みんなが、大好きだから…｣
ﾊﾟｧﾝ
ﾋﾞｸｯ
｢奈緒ぐ～ん!!｣
ｶﾞﾊﾞｯ
｢ﾋｬｯ!!｣
えっ…な、何で、近藤さんが!?
後ろを向くと
いつものメンバーが
そろっていた…
……………………
