しかし、いつもと違ったのは自動ドアから一歩踏み出し瞬間
「おねぇさ〜ん」
と猫撫で声を掛けれたこと

恐る恐る声のほうを目で追うと、駐車場の車どめに腰を下ろすいかにも関わってはいけなそうなメンズの姿

「おねぇさん〜」
もう一度呼ばれる

「僕たちひまなんだけどさおねぇさん今から僕たちと楽しいことして遊ばない?」

いや、遊ばねーし
とは怖いから口には出せない