しばらくすると クラスの子達が ぞろぞろと登校してきた。 同時に恭夜も 自分の席に戻っていった。 多分 あたしが泣くのは 珍しいから、 すごく驚いただろうな。 「英李っ!おはよ!」 ...聡っ! 「お...おはっ おはよ...っ」 思ってた通り、 キョドってしまった。 聡は あたしの頭を 軽く撫でると 自分の席に いってしまった。 今日はよく 頭を撫でられるなぁ...。 .