先生の隣に座る。 「渡邊、ほんとに関数苦手だな」 「うん、あと、ルートもね…」 ってゆうか数学の全てが 苦手だけどね。 「ほら、これはさ。 ここにこの座標を代入して…」 うん とか頷いてたけど 正直先生が近すぎて 集中できない。 指とか、やっぱりあたしよりも 男っぽくて、 ってゆうかスーツって 無条件にかっこいいよね。 「分かった?」 「うぇっ!!!?」 「お前、聞いてなかっただろ」 「もう一回お願いします…」