女王蜂と、蛇。



先輩は三年二組の教室のドアを開けた
教室は静まり返り
視線が一気に集まる
どうしよう、本当に怖い..


「桜。」

「由妃..」

彼の視線の先には
気が強そうな綺麗な女性が居た
周りには男の人が沢山。

「来てくれたんだ」

「持ってきた?」

「...うん。」


彼は女性のそばまで歩み寄って
真っ赤なヘルメットを受け取った。


「由妃、横の女誰?」

一人の男が睨みつけながら
私を指差した。


「 こいつは、俺の女。 」


....え?