うっ…本当はせめて仁に頼みたかったけど…いないし。


「はっはーん。しょうがないなー」

「何こそこそしてるんですか?静音先輩達…」

「それがねー静音ちゃんがー」

「央っ!」


すぐに央の口を手で押さえる。


「なんですか。凄く気になるんですけど…」

「はははっ、たいしたことじゃないよ!部室に戻ろう、悠くん」

「えーっ」


まだニヤニヤと見てくる央を無視し、生徒会室を出た。

本番見たかったけど、見れなかったから、つい頼んだけど…

やっぱり仁に頼むべきだった…!!