4時10分…15分も考えていたとは。 「カラクリ屋敷って東側にあるゲンゾーカラクリ屋敷ってやつですよね?今は閉鎖されてますけど」 「そこだろうな。そんなに遠くはねぇから走れば間に合う」 「おっしゃ!さっさと行こうぜ!」 仁と悠に続き、一は屋上を出て行く。 まじかよ…次は降りて走るのかよ…… 「一ノ瀬さん」 「何?」 「俺がおぶりましょうか?」 「断る」 流石にそれは無理。 自力で走った方が精神的な意味で全然いい。 「では俺たちも行きましょう」 「…だな」