裏生徒会部



これまでの問題は全部静音が関することだ。

となると、静音とよく一緒にいて知っている人物…?

鈴菜や茜しか思い浮かばない。

だけど、鈴菜や茜が歓迎会の準備の時の飲み物の本数とか知ってるわけがないよな。

俺が入部した時期も知っていて、それから最近のことまでを…時期……


「問題の紙見せてくれ」

「あ、はい。どうしたんですか?柊也先輩」

「第一問の問題は夏フェスに関することだったよな。夏フェスがあったのは何月?」

「8月だ」

「じゃ、第二問。俺が部活に入れられたのは?」

「4月だったな」

「第三問。文化祭があったのは?」

「10月…あぁ、なるほど」


仁も俺と同じ答えに辿り着いたようで、問題の紙を並べ替えていく。

第二問、第四問、第一問、第五問、第三問、第六問…と。

問題は残り…第七問のメイドの名前だ。

これだけは時期が限られていない。

考えられるとしたら…メイドが月桜に来るようになった時期か。

何月だったけ…月森が絡んできた時期……。


「仁、お前安倍円の父親を部室に連れてきた時あっただろ」

「安倍円…あぁ。確か短期間だけ来た転校生の?」

「そうそいつ。それいつだった?」

「あー…んー……夏休み前の短期間だったから6月だな」


つーことは、第四問と第一問の間か。

で、一の考えた通りの文字を並べ替えた順に読む。


「か、ら、く、り、や、し、き」

「おおっ!柊也先輩すごい!」

「待て待て悠。文字考えついたの俺様!!」

「ハジメセンパイモスゴーイ」

「おーおーもっと褒めろ」

「棒読みで褒められて喜ぶなんて流石バカ…おっと…若」


カラクリ屋敷ってあれか。

なんかすげー仕掛けがたくさんあって、そこで遊べたっけな。