一の閃いた内容はこうだ。
ひらがなで送られてきたのはわざと。
送った答えの数字も関係するらしい。
例えば第一問の答えは『①』。
そして返ってきたのは『りかしつ』。
数字の位置の文字が答えなんだそう。
つまり、第一問は一番目の文字の『り』。
第二問だと答えは『③』。
返ってきたのは『さっかーぶ』。
ということは『か』。
「ってことで、この文字を第一問から順に読む。それが静音の居場所だ!」
腕を組み、ドヤ顔で語る。
悠は答えの番号をメモすると、受信画面を開き、一の考え通りに文字を読む。
「えーっと…り、か、し、ら、や、き、く…ってなんですか?一先輩」
「それは俺様は知らん。りかしらやきくって場所があるんじゃないのか」
「いや、そんな名前の場所全く聞いたことないですけど…ねぇ、仁先輩」
「あぁ、俺も知らねぇ。柊也は?」
「知らない」
なんだよ、りかしらやきくって…全く聞いたことがない。
一の考えは間違ってたってことだな。
「若、考え直しですね」
「ぜってー合ってると思ったのに…なんでだ……」
崩れ落ちる一。
結構自信があったようで、その分ショックが大きいようだ。
他に気になるような事といえば、やはり最初の文ぐらい。
『時に従えば』の部分。
この部分が関係ないのであればわざわざ文に入れる必要はない気がする。
時に従えばわかる…か。

