飛ばされないようにかテープで留められていたいた封筒を取り外す。
『空メールを送って下さい。』
ただそれだけが書かれていた。
もしかして問題は終わったのか…?
空メールを送り、数分後、返信は来た。
『では、4時40分までに浅井静音のいる場所まで来てください。
来れなければゲームオーバーです。』
「これ…だけか?」
あと約45分で静音のいる場所まで来い、と。
つーか静音のいる場所って結局どこなんだ。
「結局、静音の場所は?」
「確か…一番始めの紙に書かれてましたよね。
『これから出す問題を解き、時に従えば浅井静音の居場所がわかるでしょう。
このゲームの鍵となるのは数字です。』
って」
「これから出す問題ってのは俺らが解いた7問のことだよな」
「多分そうですね。時に従えば、はよくわからないですけど。解けば静音先輩の場所がわかるってことは今までの中に場所の答えがあったとか…ですかね?」
全員まだピンとこないようで、頭を抱えた。
今までの問題に静音の居場所があった…か。
あの4択の中とか?
いや、場所が書かれた選択肢はなかったよな。
俺らが行った場所に誰かがいる感じも特になかったし。
「若、どうです?何か閃きましたか?」
「んんー…ここまではきてる気がするんだが…出てこない…」
どこから出したのかわからない蝶ネクタイと眼鏡を身に着け、悩んでいる様子。
「とりあえず気になる事があればなんでもいいから出していくか?」
「気になる事………あ。1つあります」
「なんだ?悠」
「今まで問題解いて送った後の返信って全部ひらがなだったのは、なんかちよっと気になりますかね。理科室なんて漢字でいいじゃないですか、難しいわけでもないですし」
「確かにな」
「…解く…ひらがな…数字………あぁっ!!」
「お。若、閃きました?」
どうやら何か閃いたようで「ふふふふ」と笑いだす一。
そして謎のポーズを決めた。

