どうやら正解だったらしく、『がっきほかんこ』と返事が来る。
「危なかったですねー」
「今となれば亮ちゃんに感謝だな」
宮井は静音が買い出しに行った後の途中参加だった為、飲み物が買われていなかった。
代わりに、静音と分けあっていた様子。
で、正解は8本…と。
「もしもし?いつき」
『はい。見つかりましたか?』
「あぁ。ついでに問題も解いた。次は楽器保管庫らしい」
『地下1階にありますよね。答えも①だったんですか?』
「いや、③だった。だけど、楽器保管庫ってもう場所以外なんとも言えない」
『そうですね。とりあえず向ってみましょうか』
「俺達も割と近いし行くわ」
楽器保管庫はどうやら地下1階にあるようだ。
4階から地下1階へ降りなければならない。
降りる方だったからいいものの、登る方だったら疲れるな。
「3と楽器保管庫…なにか関係ありますかね?楽器保管庫にも番号みたいなものが振られてるとか?」
「そんなことはなかったと思うが…」
「えー。じゃぁ…3…3……楽器保管庫で3…。んー…」
楽器保管庫と3。
考えてみるが、今のところ思いつかない。
地下1階へと降りると、いつきと一はもう来ていた。
一はというと、鍵穴にヘアピンを挿し込み、ガチャガチャと睨みあっている。
「若、もう生徒会長さん達来たのでいいですよ。チェンジです」
「ちょーっと待て。あとすこ…おいこらいつき!!」
退きそうにない一を強制的に退かし、取り押さえる。
一の努力も空しく、マスターキーを使い容易にドアは開けられた。

