悠は『④』とメールを送った後、首を傾げる。
「っていうか嫁ってなんですか、一先輩。聞き捨てなりませんね」
『何って静音は将来、俺様の嫁になるからな』
「は?どういうことですかそれ」
『若は浅井さんに求婚したのですが、見事に振られているので確定ではありませんけどね』
『しーっ!いつきなんでお前はそう言わなくていい事を言うんだ』
求婚って…この1週間以内になにがあったらそこまでいくんだ。
初めて会った時からわけがわからない事を言っていたが、まさか求婚までしていたとは。
本当にこの王子は唐突すぎる。
「面白い事になってんな」
「…面白いって傍観できるの仁先輩だけなんで」
「ははは。ほら、返事来たぞ」
次に来た返信は『まーじゃんぶ』。
この学校、麻雀部なんてあるのか。初めて知った。
俺が知っているだけでも結構な部活数があるが、もっとたくさんありそうだ。
主に変な部活が。
「麻雀部の部室は4階にあるな。これは部室で良さそう」
「じゃ、校内にいる俺らが行きますね!」
『はい、お願いします』
今のところ5問終わらせ、時刻は3時20分頃。
いつになったら終わるのか。
つーか静音の奴は大丈夫なのか。
「4時まであと40分くらいしかない」
「まじか。急いだ方がいいかもな」
「とりあえず走って麻雀部の部室に行きましょう」
俺達は足早に麻雀部の部室へと向かった。

