『えーと…2番2番……あった。ここだな』
「白い封筒はありました?」
『んやー…ねーな』
『若、穴を掘る!!』
『おっしゃー任せろ!!ってなんでやねーん。俺様はポケモ』
「ちょっと一先輩方、もうそのコントみたいなのいいんで早くしてください」
『『はい』』
あの茶番コントは悠によって封印された。
一ならわかるが、まさかいつきまであんな茶番をするのは意外だった。
『あった!あったぞー!土のせいでちょっと汚れてるけど』
「お。柊也の読み通りだったな」
あの時、静音が着替えに行ってなかったら…
多分サボってただろうから覚えてなかったと思う。
今となればよかった。
『また問題ですね。
『第五問。浅井静音の誕生日はいつ?
①1月4日 ②11月16日 ③5月8日 ④9月21日』
だそうです』
静音の誕生日…知らない。
聞く機会なんてないしな。
仁や悠なら知ってそう。
「静音先輩の誕生日…俺聞いたことないんで、知らないんですよねー」
「そういや俺も知らねぇな。柊也は?」
「知ってるわけない」
「えっ!?仁先輩も柊也先輩も知らないんですか」
驚かれても困る。
逆に仁と悠なら知ってそうだと俺は思っていたぐらいだ。
『嘘だろー。お前ら知らねーのかよ』
『若はご存じで?』
『たりめーだろ。嫁の誕生日ぐらい知っとかなくてどーすんだ。④だ④。お前らもしっかり覚えとけよな』
④ってことは9月21日か…。
一応、覚えておこう。

