数分後、『あぁっ!!』と何かを閃いたのか、声が上がった。
『悠。水野って奴のなんか数字!数字ないか?』
「颯太先輩の数字…?なんですかそれ」
『なんでもいーんだよ。ほらー…学年とかそんなの!』
「えーっと…颯太先輩は2年の確か……8組でしたかね」
『2年8組か…やっぱり関係ねーのか……?』
『ていうか若、その赤い蝶ネクタイと眼鏡はどこから出したんですか』
どうやら閃いたことは思った事ではなかったらしい。
『でもなー…』とまた考えて始めている。
「あー…あと数字と言えば背番号ですかね?颯太先輩レギュラーなんで。3番のセンターバックです」
『3番!?3番か!?』
「え。はい、3番ですけど」
『おっしゃー!これで謎は解けたぜ!真実はいつ』
『謎?なにが解けたんですか?』
『最後まで言わせろよ』
一が言うには最初の紙の冒頭に大事なことが書かれていたらしい。
その紙を広げ、見直す。
『これから出す問題を解き、時に従えば浅井静音の居場所がわかるでしょう。
このゲームの鍵となるのは数字です。』
「ゲームの鍵は数字ってところですか?」
『そーだ。つまりだな…』
第一問の答えは『①』だった。
そして指定された場所は『理科室』。ただ、理科室は第1~第5まである。
もし、関係ないのであれば制限時間を設けている為、『第一理科室』等具体的に言うはず(というのは一の意見だが)。
そして第二問の答えは『③』。返信は『サッカー部』のみ。
サッカー部の部室は第三グラウンドの近くだ。
たまたま部室に行く、という流れになったから良かったものの、実際『サッカー部』のみの返信じゃ意味がわからない。
そして背番号3番の水野のロッカーに白い封筒は貼られていた。

