2人もゲームをしていたようで、鞄へとしまった。
「えぇっと…いつき…だよな?それと隣は?」
「一くんの友達です。浅井静音といいます」
「はじめ?」
3人は顔を見合わせ首を傾げている。
…待てよ。しまった。
確か一くんはネット内での名前はいつきくんだったんだっけ。
しかも私、普通に本名を言ってしまった。
「あー…俺様が説明しよう」
一くんは名前と私が一緒にいることを事細かに説明をしてくれた。
まぁ、王子ってことはやっぱり内緒みたいだ。
3人はなんとなく納得はしてくれたみたい。
「なるほどな、日本名ってことか」
「そーいうことだ」
「んじゃ、一はわかると思うけど、静音がいるし俺らも自己紹介だな。俺は高橋 絢歩(タカハシ アヤト)。ネットではシト」
絢歩さんは一つ上らしい。
それにしても鬼塚さんや仁並みのイケメン顔だ。
一くんによるとこの中で一番のゲーマーであり、オタクらしい。
外見だけじゃ全くそんな感じしないけど。
「俺は麻倉 斗真(アサクラ トウマ)。ネットではサクトでやってるよ。よろしく、静音」
同い年の斗真くん。凄くいい人そう。
それとまたイケメンだ。
どうなってるのこのグループ。
「東野 響(ヒガシノ キョウ)っす」
「響はネットでもキョウでやってるんだよ」
響くんは一つ下。
……どことなく見たことがある顔。東野ってことはもしかして。
「響くんってもしかして、なんだけどお兄さんがいたりする?双子の」
「え?いますけど。知ってるんすか」
「翔と瞬でしょ。私も月桜だよ」
「へぇ、まじっすか。つーかよくわかりましたね」
「どことなく似てて、苗字が一緒だったからね。なんとなく」
「似てる…」
似てるのはあまり嬉しくないのか、微妙な顔をしている。

