講堂へと行くと、静音と一、いつきがいた。
仁はいないようだ。
「先輩!先程は急にいっちー先輩と抜けてしまってすみません」
「ううん。大丈夫だよ」
「なんだなんだ?柚希はしゅーやとできてるのか?」
「違います。というか一さんには関係のないことです」
そう言い、すぐにムッとした表情でそっぽを向く。
会って間もないのだが、一のことは嫌いな様子。
「若…どうやったらこんな短時間で嫌われるんですか。ある意味尊敬しますね」
「そんな目で見るのやめろ!俺様は知らん。なんでだ…」
「あはは…ええっと、柚希ちゃん。一くんとも仲良くしてあげてね?」
「………。先輩がそうおっしゃるのであれば考えてあげなくもないですが」
嫌々そうに目線だけを一に向ける。
なぜが静音の言う事には従う。
本当にどういう関係なんだ?静音と宮井は。
「そういや仁とか生徒会の奴らはいないのか?」
「仕事が片付いたら来るみたいよ。まぁ仁だけみたいだけど。とりあえず、先に始めていましょう」

