裏生徒会部



重い。まさかこんなことになるとは。

両手で段ボールを持ち、両腕からは飲み物の入った袋をぶら下げて私は月桜へ戻っていた。

昨日、仁と柊也に話した通り講堂へ先生に用意してもらっていた飾りを持って行った。

が、その飾りの量が予想よりもとても少なかった。

そのために私は近くの雑貨屋へと買い出しに行き、ついでにと皆へ飲み物を買った結果がこれだ。

私の行った雑貨屋は普段からよく行く雑貨屋。

気前のいい店長がいて、その店長とは仲が良い。

歓迎会の話をすると売れ残りのパーティーグッズ類をどんっと段ボールいっぱいにくれた。

こんなに要らないです、なんて断る暇もなく半ば押し付けられた形だ。

誰かについてきてもらえば良かったなんて今更考えても仕方ないよね。


「しーちゃーん」


聞き覚えのある声が後ろから聞こえる。

いや、知り合いが通るだなんてそんな都合の良いことは起こりえない。


「ねぇ、しーちゃんってば。俺の声聞こえてるよな?」


そう次は横から聞こえ、声の方へ顔を向けると車に乗った男の人がいた。

どことなく関西弁を使う誰かさんに似ている気もするが、丸っきりオーラは違う。