裏生徒会部



仁の裏を知ってる人で、私と知り合いなのは極わずかだ。

悠くんと双子ちゃん…それと嵐ちゃん…あぁ、それと伊織くん。

この5人しか思い当たらない。

まず悠くんは部活があるだろうし、双子ちゃんはゆいちゃんがいるとベタベタし始めちゃって作業が進まない。

嵐ちゃんに至っては「嫌だめんどくさい」と即答だろう。

伊織くんは知り合いだけれども、こんな頼みができるほど、ではないよね。


「俺の知り合いで来れそうな奴はいない」

「私もいない」

「お前ら友達少ねぇのな。可哀想に」

「仁のせいだ」「仁のせいよ」


まぁ生徒会メンバーもいるし早くやれば終わるはず。


「じゃあ私は明日、飾る物を適当に持ってくるから講堂に集合ね」

「1人で大丈夫か?」

「うん。それより仁は柊也が逃げて帰らないように見張っておいて」

「はははっ、了解。柊也のことよくわかってきたじゃねぇか静音」

「まぁね」


言っててもしれっと帰る。

次の日に「なんのことだ」ととぼける。

何度このパターンがあったことか…。