現在12時30分。
これで午後の人達と交代だから、早く着替えて体育館に行けば13時のライブに間に合う。
と思っていたのだけれど…
「静ちゃん。次これとこれをそこのお客さんに持って行ってね」
「うんっ」
どうやらお昼時だからか…急に来る人が多くなった。
そのせいもあり、午後からの人達はまだここへと来ることが出来ていないらしく…
来ることができたとしても人数が足りなくて私達も手伝うことになった。
あと30分じゃ間に合わない…!!
「浅ちゃん、茜ちゃん、鈴っ!ちょっといいかしら?」
本日2回目の菊地さんからの呼び出し。
「な、なんだ……」
「午後の子達入るけど、少しの間3人の内から1人だけまだ手伝って欲しいの」
「おう、そうか。じゃ、あたしがやるから静音と鈴菜はあがっ」
「駄目だよ~茜ちゃん。凄く働いて疲れてるよね?だから私が…」
そう言って「いや、あたしが」とか「ううん、私が」と言い合いをする2人。
茜はずっと注文の品を置いて相当疲れてるみたいだし、鈴菜は昨日ほとんど1日中やっていた。
約束はあるけど…これで2人が倒れたりしたら嫌だ。
「いいわ、私がやる。2人は学園祭を楽しんで来なよ」
「でも静ちゃんに悪いし…」
「そうだぞ。静音だけにやらせるとか…」
「いやいや、それ私からも2人に言えるせりっ…!!」
「はいはいはいはい。ストーップ」
私の口を抑え、間に割って入ってきた菊地さん。

