嵐ちゃんは伊織くんの頭をおもいっきり叩く。 痛そう…。 仁は苦笑いをして、ドアの方へと歩いて行った。 「仁?どこ行くの?」 「あぁ…僕は用事があるので失礼します。一ノ瀬くんには言っておきますから」 「また用事…」 「忙しいんです」 キッパリ言うと、一礼した。 「では、笹島さん。頑張ってくださいね」 ― 仁がパーティから抜けました。▼ 最初から手伝う気がなかったな、これは。