HRが始まるとメールが3件きた。
1件目は真夜から。
『悠と正紀が2人とも来ていません。なんか一ノ瀬さんに知らせたほうがいいかなって思って知らせました』
2人とも来てない…?
吉野はともかく、悠は今日の朝『朝練に行くから一緒にいけません』とメールが来ていたはず。
次に2件目。
鈴菜からだ。
『静ちゃんが珍しく連絡もなしに来てないの。私、心配なんだけど…柊也くん何か知ってる?』
静音も来ていない。
そういえば昨日、悠といておかしな状況だったな。
ペンキとかついてたし…。
依頼でああなったとしても、悠がいる理由はないし。
最後の3件目は橘からだった。
『北の奴らに目を付けてたけど、どうも様子がおかしいみたいだ』
北の奴らの様子がおかしい。
悠と吉野と静音が学校に来ていない。
まさか……いや、考えすぎか…?
でも、なんか嫌な予感がする…
「中西、奏十」
「なんや?」「ん?」
「俺、今から抜けるから先生の目を背けてくれないか?」
「なんか事情でもあんのか?」
「急用だ」
そう言うと、中西も奏十も「わかった」と頷いてくれた。
中西はすぐに席を立つ。
勿論、先生は中西に声をかけた。
クラス皆の目線は中西へ。
「なんだ、中西?どうかしたのか?」
「先生」
「あぁ、なんだ?」
「UFOや!」
………………は?

