央はニコニコと笑顔を浮かべる。


「俺さ~知ってるんだよね。柊也、小さい頃、海」

「なっ…言うな!!つか、なんで知ってんだよ!?」

「さぁね~♪」

「なんの話だ?」


興味津々と尋ねる仁に首を振る柊也。


「は…入る……だから聞くな」

「よし!録音オッケー」


手を挙げ、録音機を見せる。


「なんでお前は準備がそんなにいいんだよ…」

「俺だから」「仁だから」


柊也は溜め息を吐き、呆れた。