あの日以来、遠くから様子を見ているが、いつ見ても大体びしょ濡れな気がする。 やっぱり何かが引っ掛かってしょうがない。 「それにしても…」 暇だ。 暇すぎる。 1人だった頃はいつも何をしていたのかわからなくなってきた。 柊也……もしかしたら、仁に聞いたらわかるかもしれない。 そう思い、生徒会室へと向かった。