生徒会室を出て話し合い、夏フェス前にはケーキを作れるようになること。
余裕がある人はオリジナルのものを考えるということになった。
「「頑張ろうねー!!」」
「やだ。だるい。めんどくさい」
「柊也先輩、こうなったらやるしかないんですからやる気だしてくださいよ」
「元はと言えば連れてきた悠が悪い」
「また人のせいにして。リレーで負けたのは先輩でしょ」
「「うっ………」」
そうだ。
リレーに負けなければこんなことにはならなかったのに。
いや、そもそも約束した私がバカだったんだよ、悪かったんだよ。
「すみません……」
「え。なんで静音先輩が謝るんですか」
「おっと…言い忘れてた」
ドアから顔を覗かせ、柊也を指さす仁。
「勝てたら、超美味いチョコくれてやる」
「…チョコ……」
さすがの柊也も、もうチョコには乗らないと思う。
自分で買うとかなんとか言って。
「超美味い……チョコ………超美味い…分かった」
「えぇっ」
なんなの!?
超美味いがついてるだけじゃない。
仁の策にまんまとはまる柊也。
いや、やってくれることに全く文句はないけど。
「「伊織ん達に勝つぞぉー!!」」
「「「…………」」」
「おーとかなんとか言ってよ!」
「あたしらだけからぶってるみたいじゃん!」
…ということで、夏フェス参加が決まったのであった。

