しばらく読書していたが、飽きてしまった。
やっぱり何かしてた方が楽しいし、いいのになぁ…。
誰か来てくれないものなのか。
「…ん………今、何時?」
「え?あ、18時前…ぐらい」
「つーことは…3時間くらい寝たか」
「3時間?」
気づいたら柊也が起きていた。
っていうか、18時として、3時間ということは…15時から寝てたってこと?
授業中でしょ。15時は。
「授業は?」
「あ?サボったに決まってんだろ」
「決まってないし。っていうか、部室をサボり場に使うなっ!」
「あー…誰だっけ。昨日、家の用事押しつけた奴」
「あはは。誰だろーね」
「お前だよ」
1回頼んだぐらい、いいじゃないか。
これだから柊也はモテないんだよ。
いや、モテてるのかとかは知らないけど。
柊也は背伸びをして、机の上に置いていたチョコに目を向ける。
…欲しいんだろうな。

