放課後、いつも通りに部室へと向かう。
ドア開いてるし。
珍しく私より先に柊也が来ているようだ。
「柊也、昨日は…って……」
寝てる?
寝てるよね、これ。
私の特等席…というか、私専用だったはずの席に座り、足を机に乗せて寝ていた。
行儀悪い上に、なんか腹立つ。
起こそうと思ったけど、昨日は色々とお世話になったし…
「しょうがない……」
私は横にある席に腰掛ける。
依頼ないし、本でも読んでようかな…。
鞄から本を取り出すと、昨日買ったチョコがいっしょに出てきた。
触った感じ、溶けてない。うん。食べられる。
袋を開け、食べようとした時、隣から声が聞こえた。
「…ん……チョコの匂い…」

