その後は、部活は何部なのかとか、 どこの中学校だったのかなど世間話をしていた。 けど、 いつもこの窓から何を見ているのか… それは聞けなかった。 〈キーンコーンカーンコーン〉 そして、気づいたら最終下校の時間になっていた。 図書室にも、私達2人以外誰もいなくなっていた。