視線の先には






「小百合、ここで課題やってんの?」




広瀬くんはそう言いながら目の前の席に座る。




「うん。家にいても暇だし」




「ふ~ん」





あぁ、なんか久しぶりだなぁ。





「広瀬くんは何しに来たの?」





「ん~、俺は…何となく」




「ふ~ん」