え!?──






解いていた問題から、声のした方に視線を移すとそこには…




「広瀬くん…」





夏休みに入ってから1度も会うことのできなかった人。



付き合ってるわけじゃないから当たり前だけど。




だけど、毎日会いたくて仕方なかった。





その人が今、自分の視界の中にいる。





まさかここで会えるなんて。