放課後、木村を屋上に呼び出した。 「俊哉!もしかして私と付き合ってくれるの?」 は? こいつはどこまでイかれちまってるんだよ… 「違う意味の告白な?」 「えぇ、気になるっ♪」 そう言って俺の腕に抱きついて来たから、俺はその腕を振りほどいて、1歩後ろに下がって 「俺は……野田樹里が好きなんだ」