思い出に浸りながら歩いていると、 野球部のグラウンドで残って自主練している人影が目に付いた。 よくよく見ると、佐々木くんだった。 こんな時間まで練習してるんだ。 えらいなぁ…。 ぼーっと見とれてると、 ガッシャーーン と目の前のフェンスにボールが当たる音がした。 びっくりし過ぎてしゃがみこんでいると、 「うっぜぇよ!集中出来ねーからどっか行けよ!」 と怒鳴りつけられた。 びっくりして、それと同時に悲しくなって、泣けてきた。