「柑菜ぁ!!おはよー」 駿先輩とつき合えて 初めて迎える 月曜日。 靴を履き変える あたしの後ろに、 美沙の姿。 「あっ。美沙!おはよー」 まだ、あの事は 誰にも話してない。 「柑菜??どうした?」 顔を覗き込む 美沙。 やっぱり、言った 方がいいよね…? 「あのね、実はあた……「柑菜!!」」 突然、かけられたら 声にふり返る。 ……―― そこにいたのは……。