「うちって中々親いること ないんだよね。 だから、家事を分担してるんだ。 真莉愛ちゃん家事出来る?」 「出来る!もう完璧だよっ」 「じゃあ、料理お願いしていい?」 「うん。まかせてね!」 「えー・・・真莉愛料理 出来んのかよ?」 「怜來!?あたし料理すっごく うまいんだから! 見てなさいよー!」 「・・・ほんとかよ」 ボソッと怜來が呟いたのを あたしは知らない。