奏でる愛唄

｢｢｢｢キャアーーーー!!｣｣｣｣


女子の黄色い声は授業中の学校全体に広がった




まぁ無理もない



だって扉を開けたのは新



そして後ろには永久と冬哉の姿があった



｢あ。唄ちゃん発見｣



｢唄。打ち合わせすっから来いよ｣



クラスの皆が３人から再び私に注目した



｢いや……今学校だし｣



｢学校１日くらい抜けてもいいだろ｣



冬哉は１番常識を持っていると思ったのに