放課後の実験室。 カチャカチャと音を鳴らせてビーカーや試験管を洗う音が聞こえる。 日差しはこの時間にはすでにオレンジ色に変わって あまり人がこないこの場所を照らしている。 少しだけドキドキしながら その背中を見つめて。 それから 「ね、先生。あたしを1週間だけ恋人にして欲しいの」 ありったけの勇気を振り絞って声を出す。 洗う手を止めてゆっくりこちらを振り向く先生は 戸惑う様子も見せなくて 凛としていて。 まっすぐあたしを見つめる。