だんだん腹が立ってきた!


「もういいよ。鈴華行こ~?」


昭吾に手をひかれて教室を出た。


昭吾はどんどん先に歩いて行く。


ん?て、手が痛い。


「しょ、昭吾?あ、あの手が痛い・・・」


「あ、ごめん。でも鈴華が悪い。」


え?あ、あたし??


「鈴華がアイツと話すから。」


え? 弘樹? なんで??


「???」


「はぁー、まぁいいや。行こう?」


「え、あ、うん。」


なんかよくわかんないけど、


あたしは頭に?を乗せたまま昭吾と一緒にお昼を食べた。