『たっだいまぁー!』



雹火の倉庫



梛那「おかえり。((コソッわりぃ、麻柚。お前のあの事、話しちまった。」



ふーん。話したんだ。


あたしは別にいいよ。


と、言って、雹火の優希達に向き直った。



『話したんだねぇー。……………てか、この倉庫あっちぃ。』



諒「お前が厚着し過ぎなんだよ。」




だって、“この服装”じゃ、寒そうだったんだもん。




『はいはい。すみませんね。脱ぎますよ。』




あたしは、上に着ていたポンチョを脱いだ。