日光にやられてるとしたら少し危ないかもしれない。
頭がフワフワしている。
だけど違う。
「滝沢?」
彼は瞬き一つせずにあたしを見ていた。
「…はい。」
ワンテンポ遅い返事をしたあたしは、急いで用件を聞いた。
「大丈夫か?」
「…大丈夫というのは?」
「返事遅いし、何か顔赤いし、保健室行った方がいい。
熱中症かもしれない。」
「大丈夫ですよ。
ちょっと暑いだけです。」
「熱中症の人は自分が熱中症だって分からないんだ。」
そう言われたあたしは、保健室に連れて行かれた。
勿論拒否したが、彼はあたしの言う事を聞き入れてはくれなかった。
確かに頭がフワフワしてた。
でもそんな理由じゃない。



