朝方10時。 太陽が少しずつ真上へと移動しているころ 病室の扉がゆっくり開いた。 わたしはあの人が来る少し前まで泣いていたから目が真っ赤になっていないか気になったけど 「ふかせさん、」 そんなのどうでもいいぐらいに、 彼が来てくれたことに安堵した。