「教えない」 意地悪そうに言う深瀬さんに何だかビックリしてこんな事も言うんだ、と関心してしまう 今までずっと冷たい人だと思ってたのに違う一面も見れて印象も変わった。 「これ貸すから、読んでたら記憶戻るかも」 「ありがとうございます」 受け取った本はそれなりに古くって誰かの日記みたいだった。 もしかして、わたしの日記だから渡したのかも知れない 「わたしのですか?」 「君のだよ」