「痛い〜??離してほしい?」 その言葉にあたしはこくこくと頷く。 「ふっ。嫌だね(笑」 蓮はニヤっと笑って言った。 むかっ(-_-#) なんて奴だ。 「へ…」 あたしが「蓮」と言おうとしたとき後ろから女の子の甲高い声が飛んできた。 「あーっ!!!やっと見つけたぁ!!!城崎くーん!!!」 蓮は一度声の主を見て舌打ちをする。 「ちっ。うぜぇ奴に見つかった…」 えっ……蓮…??