「……!!!」 蓮くんはあたしの顔を見て急に固まった。 やば…。バレた…?? いや、まだバレたと決まったわけじゃない。 普通に反応するんだ。 「ち…ちょっと返してよっ」 眼鏡を返してもらおうと蓮くんに近づく。 あたしは相当視力が悪い。 蓮くんに触れるくらいまで近づき、目を細めて眼鏡を探す。 きっと右手に持ってるはず…。 …あれ??