昼休み。
真二君は、風邪らしくお休みで居なくて吉川君がトイレに行ってると由季がここぞとばかりに



「優美!原因分かってるでしょ!?」


「うん…」


「こんな事解決させるには、吉川君にこの事言わなきゃ!!」


「でも……」



って指摘されちゃって。


私は、このイジメを吉川君に言えないで居た。

また自分のせいで…何て事思わせちゃいそうだし、何でか分かんないけど今のこの関係を壊したくなかったから。



「別に、これ話したからって吉川君は由季達と仲が悪くなっちゃったりしないと思うよ!?」



由季には何でもお見通しだから、たまに怖くなる。