「失礼しました…」 授業中に爆睡、何て事滅多にない分先生の説教は思ったよりも長くて昼休みを半分潰してしまった。 「優美珍しいね~」 「フンッ…」 教室に戻ると、後ろの席の友達片瀬由季(カタセユキ)からの意地悪げな言葉を無視しながら弁当を取り出し由季の机に置いた。 「またあの夢?」 「そうだよー…本当にもう嫌!」 由季は中学からの唯一の友達で、何でも話せる。 何回も見るこの嫌な過去の夢も、由季にしか話していないし由季にしか話せない。