花がパッと咲いたみたいに朝の食卓が華やぐ。 美月ちゃんの笑顔って鉄兄の笑顔に似てる。 まわりを幸せにするんだ。 だから… 余計に焦るんだ。 あたしはあんな風に笑えない。 「美羽ちゃん、美月を送っていくのに付き合ってくれないか??」 「あたし、今日予定があってごめんなさい。」 気持ちが付いていかない。 同じ笑顔のふたりを前に歩み寄る勇気が持てない。