放課後、いつもの場所に鉄兄の車を見つけて、いつもなら駆け寄ってる。 でも、ゆっくりゆっくり… 手を振りながら。 なんか、幸子さんを思いだしちゃった。 「美羽、大丈夫だったか??」 「大丈夫だよ。 雪ちゃんも竜もおめでとうって言ってくれたよ」 「よかったな。」 頭を撫でてくれる鉄兄の手の温もりが胸をキュンキュンって刺激する。 「大輔に報告しに行こうか。」 「うん。」 車に乗りこんで、目指すは大輔さんの病室。 辛い時、苦しい時大輔さんの存在はあたしにとって大きかったんだ。