「こっちって…」 「ふたりで大輔に会いに行きたくなったんだ。」 「うん。」 鉄兄が抱え込んだ過去はあたしなんかが背負えるものじゃなくて… でも、いっぱい泣いて、一度は鉄兄との恋を失くしかけて… それでもこうしてまた鉄兄の笑顔を見ていられるなら、鉄兄が抱え込んでる過去を少しだけでもあたしも抱えたい。 ひとりで背負うよりふたりで背負っていこう。 そう決めたから… いつかきっと大輔さんも目覚めてくれる。 そして… きっと鉄兄に見せてくれるよね。 元気な大輔さんの笑顔を。